6月26日(日)14:30開場、15:00開演 シリーズ・ホネの歌を探して
寿Kotiobuki DVD発売記念 & 震災チャリティーコンサート
「2011、寿KOTOBUKI-SPIRITS LIVE in ALTA」
沖縄の島唄と寿Kotobuki魂の熱いメッセージを携え、人々の想いをエンパワーし続けてきたナビィ(歌)とナーグシク・ヨシミツ(G, 三線)。
結成25周年を機に撮り出した寿Kotobuki の記念DVDが今年発売されたが、寿のスピリッツが詰まった映像作品として好評を博している。
今回はパーカッションの渡辺亮と横瀬卓哉をリズム隊でに迎 えての、DVD発売記念のステージを作る。

寿Kotobukiは、6.11脱原発100万人アクションの新宿でのステージでも演奏。
収益は、阪神淡路被災地支援でも動いた神奈川の八百屋仲間に よる“勇気野菜プロジェクト”に寄付。当日は、福島被災地からの現地報告もあり。
報告者/関久雄(元八百万屋、現在、二本松で支援活動)
会場/スペース・オルタ
横浜市港北区新横浜2-8-4オルタナティブ生活館B1
料金/当日2.500円、予約・前売り2.300円(高校生以下1.000円)
主催/スペース・オルタ
協賛/勇気野菜プロジェクト
予約・問合せ/スペース・オルタ(TEL&FAX:045-472-6349)
報告者 関久雄さんのメッセージ
佐藤さんにお願いして26日にオルタで3・11以来の私の周りのことを報告させていただく機会をいただきました。お時間があればおでかけください。
話す内容ですが・・・、@、事故が起きた時、私はどう行動したか、人はどう動いたか、A 被ばくから身を守るためにどんなことをしたか、B 避難かそれとも・・・、C 人と大地を浄化する行動とは、D ビジョン=どんな世界で生きたいのか、等を考えています。
あれから3ケ月。福島はいまだに危機と苦悩が続いていています。福島市、郡山市、二本松市といった中通り地域は放射能の値が高く、安全をめぐって住民は揺れ、時には対立が生まれています。
不安な人は放射能を問題にしますが、「そう騒ぐから物が売れないし人が来ないんだ」と文句を言う人がいたり、「嫌なら出て行けばいい」と公然と言われたりします。これは辛いです。
原発事故からひと月後から、徐々に人は戻ってきましたが、各地で線量が高い所が見つかったり、中通りは一年で約9ミリシーベルトを被ばくすることがわかり、再び避難する人も出ています。
避難の理由は放射能だけではなく、仕事がない、生活ができない、先が見えないということがあります。避難というより地域を見限って出ていくという感じですね。以前と違って多くの人は、「原発が問題なんだ、あれさえなかったら・・」と言います。「風評被害に負けるな!がんばろう福島」が合言葉のように言われてますが、安全である会津地方にも観光客も来ません。
打つ手がずれているのでしょう。子を持つ親は他県産を求め、じいさん、ばあさんが地元産を食べているのが実際です。
杉浦さんが支援を行っている南相馬市ではお金の配給も5月に入ってからで生活のめども立たず、支援物資を求める人が大勢います。餓死者も出ているとの情報もあります。皆さんからの支援物資もまだまだ要ります。
そんな中、私は「除染」を始めているのですが、これは住まいや農地といった大地と人間の浄化こそが福島再生のカギだと思うからです。学校や行政での取り組みも始まっていますが、これを事業にし、同時にナタネやひまわりの浄化とバイオエネルギーの生産、バイオマスの使った廃棄物の処理などと絡めた循環型の仕事を作ることが必用と感じていくつかのグループと連携して着手しようと企画中です。
今回、外に出かけてお話をし、少しでも理解と協力をいただき具体的な実現に繋げたいと思っています。
この頃、「風の谷のナウシカ」を始め、いろんな映像や本にインスピレーションをいただくことが多いです。「幸せの経済学」のブータンのこと、梅棹忠雄さんの「未来学」、清水義晴さんの「シフトウエアー」、安保徹さんの「自然治癒力」や環境への「適応」ということなどです。長くなりました。希望を持っていきましょう。
是非おでかけください。
勇気野菜プロジェクトからも報告をいたします。