2011年07月26日

二本松 関さんから


 関です。横浜ではお世話になりました。近況報告です。

● オルタのコンサートの後、7月3日には私の働いている「里山がっこう」で、「震災チャリティ七夕コンサート」を開催しました。地元の音楽愛好家の演奏と、東京から快ネットの皆さんがやってきてくれて、健康相談と手当法の講習会をやりました。参加者は100名ほどでしたが、「子どもを放射能から守るために」ということで来られた方が多かったです。福島では快ネットの橋本俊彦さんが中心となり、これまで500人を超える人の健康チェックを行い、ほぼ全員からセシウムなどの反応が出ています。鼻血や下痢は一割くらいの人に見られるようです。これからは各地で手当法の講習会を開いて、「手当の茶の間」のようなお互いをケアしあう場を作ることへの取り組みに入ります。小児科の医者も福島で健康相談を行っていますが、快ネットのように具体的な対処=すぎな、びわ茶などの飲用、内臓の手当を通した解毒などを行うわけではないので具体的には何もやれていない気がします。

● スギさんがまた、南相馬に入ってくださるようで感謝です。私も7月5日に南相馬のピーナッツに仲間のアコーディオン弾きと訪問し歌とお菓子のプレゼントをやってきました。
 それと、日本財団からの助成金を頂いたので急きょ、佐渡島に福島の子ども約20名を連れて「疎開キャンプ」をやることになりました。8月5日から19日までの14泊15日のキャンプです。お時間のある方はボランティアに来てくださると嬉しいです。福島県も夏休みに子どもを対象に、約30億の金をかけて7月から9月まで野外活動をやりたい市町村の団体にお金を出すことになりました。しかし、人の県外流出は止まりません。3月から4月の間でやく1万5千人の子どもが転校しています。夏休みが次の流出のピークになりそうです。流出を恐れた福島県は、近隣の県に避難の受け入れをしないように話がいっているとかの情報もあります。
 
● 7月19日は福島市内で「避難の権利」を求め、国の出先機関と交渉する場がありました。福島市内や郡山でも年間20ミリシーベルトに達するホットスポットが見つかり、それを質しても返事はありませんでした。北海道や山形に避難する人、多重ローンを抱えても県外に出ようと決意し、借金は自分の生命保険で払うと死を覚悟している人、出たくても出れない人などの怒り、悲しみ、怒号が会場に満ち、すすり泣く人も多かったです。

● 会場では除染に取り組む市民の報告もありました。私も除染に活路を見出した一人ですが、土は削ると下がるのに対してトタン屋根やコンクリート、アスファルトはあまり下がりません。まして、個人宅をきれいにできても周辺がやっていなければ飛んでくるので変わらない。除染の前にまず、子どもを逃がせという話が出ました。県も5000の団体、町内会に一件50万の補助を出し除染を地域ぐるみでやってくれという方針です。高圧洗浄機で洗い流す考えのようですが異議もあります。
 福島市内で除染を実験しているエントロピー学会の研究チームは、「高圧洗浄機は放射能を地域に拡散し新たな問題を生むので集めて取るやり方をすべき」と話してますが・・・難しい。はっきり言ってないことですが、飯館村のように高い汚染地帯は除染にも限界がある。除染しても家の中で3マイクロシーベルトでは暮らせない。年配者はともかく子どものいる家庭は住めない。やがて若い人がいなくなり年よりだけになる福島県は衰退する。

● 私は原発事故に遭遇したのも何かやることがあるからかなと除染を決意しましたが、いつまでやれるかなと思うことがあります。せっせと除染するのが自分の役割と、三井環境基金に除染とウクライナでやった「菜の花プロジェクトの福島版」をやろうと申請書を作っています。でも、疲れる。定期的に南の島でも行きたいな。余談ですが、ひまわりが放射能を吸い上げるという情報の根拠が見つからないと、チェルノブイリ救援中部の人が言ってました。

 最後に、8月21日は千葉市の「戦争責任を考える会」の集会に行ってお話をすることになりました。詳しくは又。長いメールですみません。ありがとうございました。



ここに記事を記入してください
posted by 勇気野菜 at 07:10| Comment(0) | ご協力のお願い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。